カタカナの ほしあつめ(カタカナのゲーム) > 保護者向けの記事

間違えやすいカタカナ一覧:ク・ケ・タ、ウ・ワ・フ、コ・ユ・ヨ ほか

カタカナは直線と短い点でできた字が多く、ひらがなに比べると一つ一つの字の個性が弱いところがあります。線が1本多いか少ないか、点があるかないかだけで別の字になるので、読みでも書きでも取りちがえが起きやすくなります。

ここでは、子どもがよく取りちがえる字を組にして並べ、それぞれどこを見れば区別できるかをまとめました。シとツ、ソとンについては別の記事「シとツ、ソとンの見分け方」でくわしく扱っています。

似ている字の組と、見る所

組見分けるときに見る所
シ・ツ点が左に縦に並ぶのがシ、上に横に並ぶのがツ。長い線はシが下から上、ツが上から下
ソ・ン点が上にあるのがソ、左にあるのがン。長い線はソが上から下、ンが下から上
ク・ケ・タ中が空いているのがク。横の線が右へ長くのびているのがケ。中に点があるのがタ
ウ・ワ・フ頭に点があるのがウ。点がなく、左に短い縦の線があるのがワ。どちらもないのがフ
コ・ユ・ヨ横の線が2本で右が閉じているのがコ。下の横の線が長く、たての線より右へはみ出すのがユ。横の線が3本あるのがヨ
ス・ヌ右下に小さな線がちょこんとつくのがス。まん中を斜めの線がつきぬけるのがヌ
マ・ム・ア下に点が1つあるのがマ。とがった形の右に点があるのがム。まん中から下へ線がのびるのがア
チ・テいちばん上の線が斜めなのがチ。上の2本の横の線がまっすぐ平らなのがテ
ノ・メ・ナ斜めの線1本だけがノ。ノに短い線がささるのがメ。横の線にノが重なるのがナ
ラ・ヲ・フ上に短い横の線が1本あるのがラ。横の線が2本あるのがヲ。上の線がないのがフ

見比べるときは、組の字を横に並べて書いてみるのがいちばん分かりやすい方法です。1字ずつ見ているとちがいに気づきにくくても、並べると「こっちには点がある」「こっちは線が出ている」と目に入ってきます。

組ごとのつまずき方

ク・ケ・タは、読むときよりも書くときに混ざりやすい組です。ケの横の線が短いとクに見え、タの点を書き忘れるとクになります。書いたあとに「点はある?」「線は出てる?」と一つずつ確かめる習慣がつくと、まちがいが減っていきます。

コ・ユ・ヨは、線の本数と長さのちがいです。ユは下の線が右へはみ出すのが特徴で、ここが短いとコに見えてしまいます。「ユは、下にゆかがある」のように、子どもなりの覚え方を作ってもかまいません。

マ・ム・アは、ひらがなの「ま」「む」「あ」とまったく形がちがうので、ひらがなとの結びつきが弱く、音と形がつながりにくい字です。ことばの中で何度も目にふれさせるのが近道で、「マスク」「アイス」「ゲーム」のように身近なことばを使うと覚えやすくなります。

チ・テは、どちらもタ行の仲間なので、行ごとに練習しているときに同時に出てきます。チの最初の線は斜め、テの上の2本はまっすぐ、という一点を押さえておけば十分です。

漢字やひらがなとそっくりな字

カタカナ同士だけでなく、ほかの文字と形が近い字もあります。

このあたりは、1字だけを見せられると大人でも区別がつきません。「ことばの中で、まわりがカタカナならカタカナ」と考えればよいので、取りちがえても気にしすぎなくて大丈夫です。

練習する順番

似ている字を見分ける練習は、ア行からワ行までをひと通り読めるようになってからのほうが効果があります。まだ半分くらいしか読めない時期に似ている字の話をすると、かえって混乱することがあるためです。

ひと通り読めるようになったら、上の表の組を1日に1組か2組ずつ取り上げてみてください。どの組から始めてもかまいませんが、子どもが実際にまちがえた字の組から始めると、本人も「これ、まちがえたやつだ」と興味を持ちやすくなります。

見分けられるようになった組も、しばらくたつと怪しくなることがあります。週に一度くらい、前にやった組をまぜて確かめると安心です。

ゲームで練習する

「カタカナの ほしあつめ」の「にてる もじ」ステージでは、この表の組に入っている字を取り上げています。れんしゅうでは、ちがう所に色をつけた「みわけカード」を見ながら答えられます。答えの選択肢には同じ組の字が入るので、見る所を意識しながら選ぶ練習になります。

出典

(文:こたえや編集部)

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